肝斑
肝斑の形状
肝斑の発症
肝斑のもう一つの特徴として、発症時期が挙げられます。
シミは加齢に伴って増え続けますが、肝斑は30代~50代で発症することが多く、60歳代を過ぎると自然に消えていくことがほとんどです。
また、シミは男女問わずできるものですが、肝斑は女性にのみ発症します。特に、妊娠後に発症するケースが多く、妊娠してシミが増えた、肌がくすんだと感じた場合には肝斑が発症している可能性があります。
現在の医学で肝斑の原因は解明されていませんが、このように発症時期や女性にのみ発症するといった特徴から、女性ホルモンの影響が指摘されています。
肝斑の治療方法
レーザートーニング
肝斑をレーザーで治療する場合、波長の長いロングパルスレーザーを使用しますが、そのなかでも特に有名かつ肝斑への効果が高いのが「レーザートーニング」です。
治療の仕組みとしては、肝斑の色素にレーザーを照射し、レーザーの熱エネルギーによって色素沈着したメラニン細胞を破壊するというものです。
これまで肝斑は皮膚の刺激によって悪化し、色が濃くなるとされ、肝斑へのレーザー治療は不適とされてきました。しかし、医療用レーザーの研究・改良が進み、肝斑を悪化させることなく色素だけをキレイになくすことができるものとしてレーザートーニングが使用されるようになり、肝斑に悩む多くの方の肌をキレイに治療できるようになりました。
トラネキサム酸
肝斑や美白に効果的な「トラネキサム酸」という成分を利用する治療方法です。
トラネキサム酸には肝斑の色素であるメラニン色素が過剰発生するのを防ぐ作用があり、肝斑治療以外にも初期状態のシミ改善や日焼け予防薬として利用されています。
トラネキサム酸を内服薬にした「トランシーノ」の処方によって肝斑治療を行うクリニックもありますが、当院ではより効率的に肝斑を治療するためトラネキサム酸を美容液として肌に直接塗布もしくは導入する治療を行います。
当院の肝斑治療の特徴
レーザーによる肝斑治療(メドライトC6)
当院の肝斑治療といえば、レーザートーニング機器「メドライトC6」を使った治療です。一般的に、シミ治療に使われるレーザーは波長が均一ではなく、照射口付近のメラニン色素を活性化させてしまう可能性があります。肝斑はぽつぽつと散らばった形状で色素沈着するので一般的なシミ治療用レーザーでは肝斑を刺激し悪化させてしまうことがあります。
メドライトC6は波長が均一で照射口径も大きいため、付近のメラニン色素を活性化させることなく安全に肝斑を治療することができます。
当院のレーザートーニングによる肝斑治療プランは、ほぼすべてメドライトC6を使用したコースとなっております。
美容成分導入による肝斑治療(トラネキサム酸、ビタミンC)
肝斑に有効な美容成分であるビタミンCやトラネキサム酸を肌の深部へ導入する治療です。
当院の導入治療では「アクシダーム」と呼ばれる導入機器が主力となります。
アクシダームは大量の美容成分を肌の深部まで浸透させます。イオン導入よりも成分が浸透する量が多く、対応できる成分の種類も豊富です。
美容成分を肌に大量に浸透させるには注射が一番効果的な方法ですが、アクシダームの浸透量も注射に匹敵します。
それゆえに、アクシダームは「針を使わない注射」とも呼ばれているのです。
肝斑治療なら町田マリアクリニックへ
当院は肝斑に関する多くの症例経験があり、安全で効果的な肝斑治療のご提供をお約束致します。肝斑のほかにもシミ、そばかす、しわなど肌のお悩みが複数ある場合でも、患者様の肌の状態をしっかり診察し、適切な治療方針をご提案致します。
多くの経験と最新技術を合わせた肝斑治療で、皆様の綺麗な肌づくりをサポート致します。